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2026.02.21

『廻り神楽』『海の産屋 雄勝法印神楽』冒頭部分特別無料公開!

2011年3月11日に起きた東日本大震災の発生からまもなく15年。

津波に襲われた沿岸部で、人々を元気づけ、亡くなった方々の霊を慰めた民俗芸能を取り上げた2作品『廻り神楽』『海の産屋 雄勝法印神楽』の冒頭部分を特別無料公開します。

※本2作には津波の映像が含まれます。

◉『廻り神楽』冒頭30分特別無料公開 !

『廻り神楽』

岩手県宮古市に根拠地をもつ黒森神楽は、江戸の初期から340年以上、三陸海岸の久慈・釜石間150㎞を巡り続けて来た。
正月になると神楽衆は、黒森山の神霊を宿した権現様と旅に出る。民家を一夜の宿として、神楽を演じ、亡き人には神楽念仏を唱える。繰り返し繰り返し津波が襲って来たこの地で、神楽衆は何百年ものあいだ、自然と人間を取り結ぶ役目を果たしてきた。
ザシキワラシやオシラサマ、神々や精霊が今も息づく豊かな三陸の海辺を巡る神楽衆。その通い路に「海の遠野物語」が紡がれる。被災から6年後の人々の願いを描くドキュメンタリー。
遠藤協と大澤未来の共同監督による劇場初公開作品。
(94分/2017年/HD/カラー)

 

 

『海の産屋』冒頭24分特別無料公開!

『海の産屋 雄勝法印神楽』

宮城県雄勝半島、石巻市の漁村立浜(たちはま)は、東日本大震災の大津波で46軒中1戸だけを残し被災した。
その絶望の淵から立ち上がったのは、村に残ることを決めた12人の漁師たち。
「いっさい、いっさい、海を恨んでいねぇ」と、男たちは生活の再建とともに祭りの復興に乗り出した。流出した一切の神楽面と祭具を作り直し、何もない海辺の居住地跡に柱を立て、舞台を作る。
神楽に憑かれ“好き神”を自称する漁師が祈りの神楽を舞い、二人の太鼓打ちが息を合わせ600 年前と変わらぬリズムを刻む。産屋の庭に神楽が舞い遊び、笛・太鼓の音が、命の誕生を告げる産声のように響く。海辺に立てられた舞台、それは新しい命を再生し、力強く鼓動させてくれる産屋となったのだ。津波から1年後、人々を勇気づけ絆を取り結ぶ芸能の底力を描いたドキュメンタリー。『ほかいびと 伊那の井月』の北村皆雄と戸谷健吾による劇場公開作品。
(77分/2018年/HD/カラー)

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