特集「鳥の気持ちになるー日本の鳥猟ー」2本パック
特集「鳥の気持ちになるー日本の鳥猟ー」では、丹念な取材と撮影による民俗映像を次々と発表している今井友樹監督の代表作『鳥の道を越えて』『坂網猟』の2作をお送りします。
■『鳥の道を越えて』
映画の舞台は監督・今井友樹の出身地、岐阜県東白川村。あるとき祖父・今井照夫から、かつて故郷の空が渡り鳥の大群で埋め尽くされたという話を聞かされる。孫である監督は“鳥の道”を探し求めて旅にでる。渡り鳥の大群が渡っていた時代、村では「カスミ網猟」が行われていた。渡り鳥を「カスミ網」でどのように捕まえたのか。なぜ渡り鳥を食べなければならなかったのか。そしてなぜ現在は禁猟になっているのか。旅の過程で生まれるひとつひとつの疑問を丹念に追っていく。
(93分/2014年/HD/カラー)
平成26年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞
第88回キネマ旬報文化映画部門第1位
第2回グリーンイメージ国際環境映像祭グリーンイメージ賞
第56回科学技術映像祭内閣総理大臣賞
■『坂網猟 −人と自然の付き合い方を考える−』
現代社会が忘れてかけている感覚を取り戻す。
片野鴨池(石川県加賀市)で伝承される坂網猟は、藩政期から続く伝統猟法であり、池周辺を低く飛び越えるカモを捕獲する。
空を自由に飛ぶ野生のカモをいったいどうやって捕まえるのか。なぜ坂網猟が300年以上も前から片野鴨池で伝承されているのか。伝統を守ってきた坂網猟師たちの姿と猟の技、片野鴨池の自然環境を紐解きながら、そのヒミツに迫る。
(42分/2018年/HD/カラー)
第6回 グリーンイメージ国際環境映像祭 グリーンイメージ賞
映文連アワード2018 部門優秀賞(ソーシャル・コミュニケーション部門)
第92回 キネマ旬報ベストテン 文化映画部門第12位
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監督名今井友樹
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ジャンル食習, 山林, 労働, 交通・交易,
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尺135(93, 42)
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レンタル価格1320
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制作年2014, 2018
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撮影年2006, 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, 2012, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2018
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スタッフ・
キャスト情報■『鳥の道を越えて』
プロデューサー 鈴木正義/今井千洋
監 督 今井友樹
撮 影 澤幡正範/川口慎一郎/永山正史/早川正文
録 音 高木 創
作 図 岩井友子
音 楽 姫田 大
ナレーション 今井友樹
監 修 佐藤文男(公益財団法人山階鳥類研究所)
共同制作 有限会社シネクライム
製 作 株式会社工房ギャレット
助 成 文化庁文化芸術振興費補助金事業(映画創造活動支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会/公益財団法人トヨタ財団
■『坂網猟 −人と自然の付き合い方を考える−』
プロデューサー 鈴木正義
監 督 今井友樹
撮 影 澤幡正範/伊東尚輝
音 楽 国広和毅
整 音 引間保二
ナレーター 柴田 暦
制 作 株式会社工房ギャレット
企画・製作 加賀市文化財総合活用事業実行委員会
助成 平成27年度~平成29年度文化庁文化芸術振興費補助金事業 -
地域日本, 岐阜県, 福井県, 北海道, 千葉県, 東白川村, 中津川市, 恵那市, 八百津町, 瑞浪市, 岐阜市, 越前市, 越前町, 松前町, 石川県, 加賀市, 片野鴨池,
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コピーライト(C)2014 工房ギャレット/(C)2018 加賀市片野鴨池坂網猟保存会・工房ギャレット
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動画URL