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すごい民族誌映画がみたい!第一夜〜修験の芸能〜(アーカイブ)

すごい民族誌映画を観て語る!記念すべき第一夜は《修験の芸能》

山形県の出羽三山で伝えられる羽黒修験。その門外不出の秘密の修行「秋の峰」を史上初めて詳細に記録した民族誌映画『修験 羽黒山秋の峰』(北村皆雄監督/115分/2005年)。

擬似的に死を体験し、母親の胎内で受精、最後には新たな生を得て生まれ出る9日間の修行。修験道のエッセンスを詰め込んだ精緻な儀礼や勤行が行われ、その呪法や所作は、様々な芸能の成り立ちに影響を与えている。

修行の核心にカメラでどのように迫ったのか、監督と専門家を交えて語り明かす!

※このコンテンツはトークイベントです。映画『修験 羽黒山秋の峰』本編は含まれません。

■収録日時:2021年6月30日(水)19:30〜21:00

■ゲスト
●北村皆雄監督(映画『修験 羽黒山秋の峰』)
編著に『千年の修験ー羽黒山伏の世界』(新宿書房)がある
●大内典(宮城学院女子大学教授)
著書『仏教の声の技:悟りの身体性』(法蔵館)第34回田邊尚雄賞受賞
主要論文『声と音がつくる儀礼ー修験道儀礼の音空間』

司会:小岩秀太郎(全日本郷土芸能協会)

進行:遠藤協(映画『廻り神楽」)

■こんな方に
修験道に興味がある、どんな世界か覗いてみたい、自分もいつか修行に参加してみたい…という方、お気軽にご参加ください。民族誌映画のテーマについて、作り手と視聴者が双方向で語り明かすイベントです。

■共催
エトノスシネマ(企画運営:ヴィジュアルフォークロア)
公益社団法人 全日本郷土芸能協会

「すごい民族誌映画がみたい!」とは】
フィールド調査を伴う文化人類学や民俗学などの枠組みで行われる映像・映画づくりを指す「民族誌映画」。人類の生のあり方、芸能、祭り、生活について記録したすごい映像を掘り起こし、映画のテーマについてゲストを交えて語りあかすオンライン・オンサイトのハイブリッド寄り合いです。全日本郷土芸能協会会報の連載記事「この民族誌映画がすごい!」(遠藤協監督担当)のアウトリーチイベントとして開催します。

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